田尻 一裕

取締役 中枢神経領域開発受託事業部長

田尻 一裕

一日でも早く新薬を届けることが喜びと遣り甲斐

一日でも早く新薬を届けることが喜びと遣り甲斐

日本において、精神疾患は、医療計画の中で対策が必要とされる「5大疾病」の1つで、精神疾患の患者数(2008年患者調査)は約323万人と最も多く、年間3万人弱の自殺者の約9割に何らかの精神疾患を有している可能性があるとの研究報告もあり、早期治療や地域の病院、診療所との連携が求められています。また、認知症などの神経疾患も患者数の増加が見込まれ、その対策は国をあげての急務な課題であり発症機序の解明や治療薬の開発に傾注しているものの、未だ克服には至っていません。一方、難治性疾患、希少疾患は、病態の解明や治療の開発はなかなか進まない状況ではありますが、ニューテクノロジーなどによる画期的な治療法も期待されています。

弊社は医薬品開発のプロフェッショナルとして、そして、中枢神経領域のスペシャリストとして新薬開発で社会貢献すべく、日本においては第Ⅱ相・第Ⅲ相に重点を置き、あらゆる疾患での臨床試験を手掛けて参りました。疾患として、うつ病、統合失調症、睡眠障害、パーキンソン病、アルツハイマー型認知症を異なる依頼者より受託しており、小児・成人の注意欠陥多動障害、或いはギランバレー症候群などの難治性疾患、脊髄性筋萎縮症などの希少疾患と幅広くカバーし、国際開発事業本部でてんかんのアジア共同開発も開始しました。弊社では開発難易度の高い中枢神経領域の開発を担うものとして、疾患やガイドラインの知識は、もちろん、疾患毎の臨床評価スケール、疾患・試験毎にプラセボ反応性の影響があることも理解しながら医療機関の先生方との対話とコミュニケーションを図りながら、疾患で困っている患者さんのために一日でも早く新薬を届けることを喜びと遣り甲斐として、精進して参る所存です。