トップメッセージ

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さまおよび、感染拡大により困難な生活環境におられる皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

また、新型コロナウイルス感染者の治療に取り組んでいただいている医療従事者の方々や、
このような困難な状況下で医療体制の継続にご尽力いただいている多くの医療従事者・関係者の方々に心よりお礼を申し上げます。

トップメッセージ

経営理念

医薬品開発のあらゆる場面で常にプロフェッショナルとしての質を提供し、
ステークホルダーである製薬会社、医療機関、患者ならびに株主、従業員の幸せを追求する。

当期のポイント

  • 米国拠点の収益貢献化を促進
  • 中国拠点を強化しサービス基盤を強化

Q&A

第15期の業績と総括をお願いします。

今期は、日亜米欧のグローバル受託体制の進展により複数の国際共同治験案件を獲得し各国で実施しておりましたが、第4四半期に世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響や想定を上回る円高水準で為替相場が推移した結果、海外子会社の売上高が日本円換算で目減りしたことなどから減収減益となりました。しかし、そのような中でも期待は芽吹いており、米国は買収した子会社の営業力・管理体制の強化やコスト削減の効果が発現を始め、のれんの償却費や弁護士報酬を除いた営業利益が黒字化を達成しました。さらに、来期以降の売上に貢献する受注残高も前期末に比べて大幅に増加しております。欧州はLINICAL Europeが買収後6期連続して黒字を計上し成長を続けておりますが、買収した米国子会社の欧州子会社を統合することで欧州部門の成長加速と管理の実効性、意思決定の迅速性の向上を図りました。韓国は好調な業績に加え、2020年3月に韓国の製薬会社との間で新型コロナウイルス感染症治療薬の韓国内での治験業務を受託するなど、韓国内での受注獲得力が大きく向上しております。

新型コロナウイルス感染拡大による影響をお聞かせ下さい。

当社事業に対する新型コロナウイルス感染拡大の影響ですが、これは短期と中長期で考える必要があります。短期では医療機関への訪問停止などで治験業務の一部が実施できないことや新規の治験の開始時期の遅延などにより、世界各国で非常に大きな影響が出ております。しかし、新型コロナウイルス感染症という人類の脅威に対する医薬品開発の挑戦は旺盛で、当社も2020年3月に韓国子会社が受託した新型コロナウイルス感染症治療薬の治験案件や米国で契約手続き中の案件などが出始めています。中長期では、先の新型インフルエンザの流行後と同様に、新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬の開発が加速し、当社サービスを通じた社会への貢献機会が増加すると想定しています。

新型コロナウイルス助け合い基金への支援についてお聞かせください。

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さまおよび、感染拡大により困難な生活環境におられる皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。また、新型コロナウイルス感染者の治療に取り組んでいただいている医療従事者の方々や、このような困難な状況下で医療体制の継続にご尽力いただいている多くの医療従事者・関係者の方々に心よりお礼を申し上げます。

当社は2005年6月に大阪で創業以来、医薬品開発を生業として成長してまいりました。当社は経営理念でステークホルダーである医療機関で働く方々の幸せを追求することも掲げており、新型コロナウイルス感染症に関する医療や療養に携わる医療従事者等の活動を支援するため大阪府が創設した「新型コロナウイルス助け合い基金」の趣旨に賛同し、寄付を実施しました。これが新型コロナウイルス感染者の治療に取り組んでいただいている医療従事者の方々の一助となることを心から願っております。

第16期の取組みと目標をお聞かせください。

第16期は世界的な新型コロナウイルス感染拡大による経済活動停止の余波が当社業績にも非常に大きな影響を及ぼすものと想定しています。現在、世界的に医療機関への訪問規制などにより一部治験業務の実施が困難となっていることや新規獲得案件の治験開始時期の遅延が起こっており、第16期上期は受注残高を想定どおり売上として回収することが難しい状況です。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の収束を見込む下期には受注残高の回収計画が立案可能となり、経営は安定化すると見込んでいます。

また、15期に取組んだ米国事業の立て直し、欧州事業の再編による組織管理体制の強化、中国市場への進出により当社の日亜米欧のグローバル受託体制は一層強化されており、これは製薬会社の製品開発、ひいては病と闘う患者様に大きく貢献できるものと考えています。

第16期も米国事業の収益貢献化の促進と、日亜米欧の3極のシナジーによる広範な規模の国際共同治験の受託活動を積極的に行ってまいります。

第16期の業績予想についてお聞かせください。

第16期の業績予想については、現時点では未定とさせて頂いております。これは、世界各国で外出禁止令等の移動制限措置などが実施され、経済活動が停滞しており、経済活動の再開時期の見通しが立たない状況では、新規の治験の開始時期の遅れや既存案件の一時停止、医療機関への訪問停止など治験業務の一部が実施できないこと等が業績に与える影響を合理的に判断することが非常に困難なためです。

今後、これらの影響の範囲が特定され、当期業績を合理的に算出することが可能となった場合、速やかに業績予想を開示させていただきます。

最後に株主の皆様へのメッセージをお願いします。

当社グループは今、世界を見据えた日本発の「グローバルCROのリニカル」としての足場を固める段階であり、まだまだ成長途上の若い企業です。今後も、積極的な投資を行って更なる成長を遂げてまいります。

株主の皆様におかれましては、当社グループを長期的な視点で応援いただけますよう何卒お願いいたします。なお、利益還元につきましては、引き続き安定した配当によりお応えしてまいります。今後とも当社グループにご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

第16期の見通し

売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益
未定 未定 未定 未定
-(前期比) -(前期比) -(前期比) -(前期比)

2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による影響を現段階において合理的に算定することが困難なことから未定としております。今後、業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表いたします。

業績ハイライト

売上高

営業利益・営業利益率

経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益

1株当たり当期利益

当社グループの主な事業内容